ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 育ネットつなん

本文

育ネットつなん

印刷ページ表示 更新日:2025年5月27日更新

育ネットつなんについて

 「育ネットつなん」とは、2012年から活動を始めた津南町の子育て・教育に関するネットワーク組織です。家庭・地域・保育園・学校が連携して「強くてやさしい子」の育成を目指して活動しています。

「強くてやさしい子」を育てる津南町子育て教育プラン

 
 津南町子育て教育プランは、目指す姿「自分で自分の生き方を切り拓く『強くてやさしい子』」を実現するために、苗場山麓ジオパークを生かし、津南のひと・こと・ものをキャリア教育の視点で結びつけた教育活動を推進する仕組みを示したものです。
 育ネットつなんは、保護者部会、地域部会、保育園部会、学校部会の4部会が連携しながら、『強くてやさしい子』の具現化のために、3つの共通実践事項に取り組んでいます。

 【目指す子どもの姿】
 ☆強 い 子:夢や目標をもって 粘り強く努力する子
 ☆やさしい子:相手の立場を思いやって行動する子 

 【共通実践事項】
 1 早寝・早起き・朝ごはん運動を通して、子どもの心身の健康を守る。
  (1) 家族の会話を増やして「メディアコントロール」の習慣づくり
  (2) 毎月19の日『育の日』は、「食育」と「メディアコントロール」に普段以上に取り組む。

 2 あいさつ運動の推進(毎月10日は『あいさつの日』)
  (1) 町ぐるみの「あいさつ運動」展開のため、組織間の連携を継続する。
  (2) 各園・校の「あいさつ運動」を紹介するとともに、家族や大人が率先してあいさつする。

 3 郷土に誇りをもち、家庭や地域のために行動する意欲の一層の向上を図る。
  (1) 家庭や地域の一員として役割を果たす子どもの育成を目指し、家庭・地域・学校の連携を進める。
  (2) 郷土愛を軸としたキャリア教育と苗場山麓ジオパーク関連活動を繋ぐ取組を工夫する。   
令和7年度育ネットつなん

保育園部会・学校部会の取組から  園・校種を超えた交流と連携

 保育園と保育園、小学校と小学校などの同一校種間の連携と、保育園と小学校、小学校と中学校・中等教育学校などの異校種間の交流と連携が積極的に行われています。また、育ネットつなんは保育園から中学・中等教育学校までの幅広い保護者層に働きかけて行動・連携しています。

 

保育園相互の交流と連携

 6月と10月の2回、全保育園の5歳児が総合センターに集まり、集団ゲームやグループワークを楽しみます。 翌春の小学校入学に向けて、遊びを通して友だちを広げる活動を、5つの園の保育士が協力・連携しながら行っています。

保育園連携 保育園連携 保育園連携

 

保育園と小学校の交流と連携

 毎年、保育園と小学校で立案した連携計画に基づいて、各園の保育士は小学校で1年生担任との教育活動を体験し、小学校教員は夏季休業中に保育園での保育体験をしています。この取組により、保育園と小学校の間で切れ目のない「架け橋教育期のカリキュラム」の実践を進めています。各小学校を単位にして保育園年長児との交流も複数回行っており、小学生が保育園を訪問して一緒にゲームを楽しんだり、年長児が小学校を訪問して、作った道具で一緒に遊んだりと形態は各園・校で異なりますが、こども同士のつながりも大切にしています。交流活動は町の訪問相談員や臨床心理士も参観し、こどもたちの成長の様子を見守っています。

 保小連携  保小交流 保小交流

小学校・中学校の交流と連携 ~集合学習・みらい教室・あいさつ運動~

 小学校間の連携として集合学習があります。これは津南町教育振興会が中心となり、町の小学校1・2年生、3・4年生、5・6年生が一箇所に集まって学び合うものです。

1・2年生、3・4年生では、町内3つの小学校や文化施設を会場にジオパークを活用した学びや大集団での学びを行っています。また、5・6年生は長野県栄村立栄小学校の5・6年生と共に、環境教育や水泳授業などより広い交流を行っています。

集合1 集合2 集合3 

集合4 集合5 集合6

 町内の小学6年生では、地域の野外活動施設を会場に宿泊体験を行う「津南町みらい教室」を実施しています。これは、こどもの社会性の育成と中1ギャップ解消を目的に、地元でアウトドア活動やサマーキャンプを運営している民間団体に委託して生活の大部分を英語によるコミュニケーションで行っています。最終日には中学1年生も参加し、協働活動等を通して中学校生活への期待感や安心感を醸成しています。

みらい教室1 みらい教室2 みらい教室3

 上記以外にも、『6年生体験入学』や、中学-中等2年生による『「職場体験・職業調べ」交流会』交流会などが行われています。

小中連携1 小中連携2 小中連携3

保護者部会の取組から 「わが家の約束」作成・配付                                          ~保育園父母の会・小・中・中等PTA代表者~

 保護者部会は町内の保育園・小学校・中学校・中等教育学校の保護者代表から組織される育ネットの組織です。高度に情報化され、子どもたちも1人1台端末で学習の個別最適化が求められる現在、時間を計画的に使う自己管理能力や適切な情報を選んで活用する情報リテラシーやモラルの育成は大きな課題であり、学校だけではなく各家庭での対応も重要となってきています。 保護者部会では、各家庭での子どもたちの生活に目を向けて主に保護者への啓発活動を行っています。子どもたちの主体的な取組が期待できる夏季休業を控えた時期に、各園父母の会・各校PTAの協力により「わが家の約束」を配付しています。親子で取り組む自主的な生活能力の育成に向けて、保育園4・5歳児と小学生のいる家庭に取り組んでいただいています。また、町PTA連合会と連携して各種研修会への参加等で未就学児の保護者にも呼びかけを広げており、町全体で子育てを進めていく機運を醸成しています。

 

約束

 

 地域部会の取組から   ラジオ体操参加推進・中学生の職場体験

 地域部会は、青少年育成会議をはじめ、商工会やスポーツ振興協議会など9つの組織・団体の代表者から構成されています。町内の子どもたちの様子について意見を出し合いながら、改善のための方策を家庭・保育園・学校とともに取組んでいます。近年は地域で子どもたちと地域住民との接点が減少していることを課題と捉え、地域のセーフティネットの第一歩として、「子どもたちと顔見知りになる」を合言葉にして夏休みのラジオ体操への参加を地域で呼びかけています。各地区で参加者が増えつつあるなど成果を収めつつあります。また、中学校や中等教育学校の生徒の職場体験の場や情報を提供する等、直接的・間接的に教育に関わっています。

 令和4年秋から、各校の学校運営協議会に所属する地域コーディネーターを推進委員にして、地域学校協働活動(愛称:「いクロスつなん」)の取組を始めました。これまでも公民館や体験実習館「なじょもん」職員による学習支援や講師派遣などで、学校教育への協力・支援は行われていましたが、「いクロスつなん」では、下校時の見守り活動や水泳授業の監視補助などの補助的活動にとどまらず、個別最適化された学びの推進やキャリア教育・アントレプレナーシップ教育等、新たな教育活動への対応を進める学校を支えていく人的支援も行っています。

 学校ボランティア1

 学校ボランティア2 学校ボランティア3

育ネットつなんの仕組み

保育園から18歳までの途切れない支援

 育ネットつなんは事務局を教育委員会子育て教育班に置いて、町内の保育園、小学校、中学校、中等教育学校との連絡調整にあたり、町内の各種団体や組織とも連携しながら『強くてやさしい子』の育成を図っています。

福祉と教育の連携による子育て・教育の一体化

子育て支援センターで行う企画や保育園・小学校・中学校・中等教育学校での連携した活動、特別な教育的ニーズのある児童生徒の就学・就労に向けた切れ目のない支援を行っています。

広報活動の充実

 育ネットの取組や各園・各校の取組を紹介する記事を中心に、子育ての情報を掲載した広報紙「育ネットつなん」を年3回、全戸に配布しています。また、広報無線を活用しての各園・各校の『あいさつ運動』の取組紹介を行っています。

教育企画の充実

 町の『教育プラン』を作成・評価・改善し、めざす子どもの姿「強くてやさしい子」の具現化に向けた企画の充実に努めています。

研修の充実

 各種の研修会により保育と教育の質の向上を目指すと共に、多様な組織・団体との連携により地域の人材を活用した取組を行っています。

子育て支援の充実

 定例情報交換会やケース会議では、訪問相談員・臨床心理士やスクールカウンセラーを交えて相談や支援の方策を検討し、子育て世代を支えています。

教育と福祉の連携による子育て支援の充実

体内に新たな生命を授かったときから切れ目のない子育て支援が始まります。 

  【切れ目のない相談支援体制】

連携機関

連携内容

保健センターと子育て支援センター

妊婦健診・乳幼児健診に関する情報共有

子育て支援センターと保育園

療育相談・教育支援委員会・就学時健診に関する情報共有

保育園と小学校・中学校・中等教育学校

特別支援教育(相談体制・支援員や学習支援員配置)の充実

小学校・中学校と高等学校・高等特別支援

特別支援教育中高連携事業 にこやかルーム(適応指導教室)

高等教育・就労支援と保健センター

福祉保健課相談支援業務 子育て教育班訪問相談

 

切れ目のない相談支援体制

切れ目のない相談支援体制図

育ネットつなん組織図

育ネットつなんの組織図

皆さまのご意見をお聞かせください

お求めの情報が充分掲載されてましたでしょうか?
ページの構成や内容、表現は分りやすかったでしょうか?
この情報をすぐに見つけられましたか?
Adobe Reader<外部リンク>
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)

このページの先頭へ